GoogleとYahoo!におけるSEO施策に違いはありますか?

2011年2月4日

一昔前のYahoo!JAPANは、米Yahoo!のYSTという検索システムをベースにローカライズしており、Googleとは全く別の検索エンジンシステムを採用していました。 その為、以前は細かい部分でSEOの施策に若干の差異がありました。 しかしながら、昨年(2010年)の7月27日、Yahoo!JAPANは、日本における検索事業において、Googleの検索エンジンを採用すると発表しました。

これは米Yahoo!が検索システムをbingに切り替えたことに端を発し、今後YSTの更新の可能性が途絶えたことが要因となっています。上記に伴い、2010年11月末頃にYahoo!JAPANの検索システムがGoogleへと切り替わり、現在では一部のキーワードを除いて、ほぼ同一の検索結果となっております。Yahoo!JAPANがGoogleの検索システムを採用した今となっては、双方の検索エンジンにおけるSEO施策に差異は無いと言えます。(※現在)

しかしながら、今回の提携期間は2年毎の更新となっており、双方が競合であることに変わりありません。 さらに、Yahoo!JAPANはGoogleが収集してきた膨大なインデックス情報を利用しているだけで、検索結果にどのようの情報を表示するのかについてはYahoo!JAPANに委ねられています。

例えば、動画やニュース、画像、Twitter、ショッピング情報などを取って見ても、Yahoo!JAPANとGoogleでは、考え方に違いがあります。

今後サイトのSEOを実施して行くなかで、サイト運営者はYahoo!JAPANとGoogleの順位状況を見つつ、更に双方の検索エンジンが提供するサービスの利用について検討して行く必要があります。

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